大阪の方から7月頃に最初の問合せを頂いてこの間完成してお送りした革ベルトです。
依頼の内容は、今使っている革ベルトが壊れたのでバックルや金具をそのまま使って作り直ししてほしいとのことでした。早速ベルトが送られてきたのですが破損している部分はバックルにあたる部分で、張り合わせしている革が剥がれた状態になってました。ビジネス用のベルトに多いのですがブランド品に限らず(これはブランド品でしたが)革と革の間に心材を入れて張りを出しているものが多いので使っていくうちにどうしても剥がれてしまいます。今回の物はイタリー製メーカーだったので革はブライドルレザーをチョイスして元の雰囲気を損なわないようにしました。(アメリカンにするのもなんだったので。苦笑)
私はアメリカンを売りにしているのでヨーロッパ製のブライドルレザーは滅多に使わないのですが、お客さんの好みで考えたらこっちのほうが良いかなって思いましたので今回は使用しました。ブライドルレザーは独特のツヤがあってシックなものに良く合うので私も嫌いではないです。そういえばシックってフランス語なんですよ。英語だとたしかドレスアップだっけかな?ベルトの素材に関しては他にもUSAのラディーゴレザーも取扱いしてます。あれっ?そういえばサイトのほうには取扱えるって表記してないかも・・・汗。
まず、このブログを読んでくださる方がわかっていればいいか。笑
今日で9月も終わりなのでこれからまた工房に入って仕事します。